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院長の想い

院長の想い

患者さんの痛みや不安を丁寧にくみ取れる、やさしい診療を目指します

患者さんは、何らかの痛みや不安を抱えて来院されているかと思いますので、スタッフ一同、笑顔でやさしく話しかけるよう心がけています。私もお話を親身に聞き、時には私からも質問をして、患者さんが言いたいことを言えるように耳を傾けます。また、スタッフが診察までの間にできることを私に確認して行うなど、より患者さんに寄り添える診療に努めています。

再診の方についても、受付から診察室に入るまでの行動や表情などを丁寧に観察しすることで、言葉ではないところからも体調を確認するようにしています。お年寄りには、「今朝、何を食べたましたか」「困ったことはありますか」など質問し日常生活にも気にかけるようにしています。

治療については、患者さんが何をしてほしいか、何を求めてきているのかを考えて、一緒に考えながら診療していきたいと思っています。生活習慣病の場合は、まずは飲食・日常生活を含めた生活指導にも心掛けています。

糖尿病と肥満の関係などの研究を、現在の診療に役立てています

私が医師を志したのは高校生の時でした。家族が病気で不安を抱えている時に、症状が改善するようアドバイスしてくれたり、前向きになれるよう励ましてくれたりする存在が身近にいると、心強いのではないかと思ったのがきっかけです。

大学院では、血糖値を下げるために使うインスリンは身体にどう影響するか、糖尿病と肥満とはどのような関連があるか、といったテーマを研究しました。それは、現在も患者さんからの糖尿病についての相談や運動指導などに生きていると思います。

糖尿病や高血圧症といった生活習慣病の患者さんに、運動をおすすめするにもかかわらず、私自身が運動不足ではいけないと思ったことからマラソンを始めました。もう15年くらい続いています。趣味の話の延長ではありますが、診察中にマラソンの話題に触れながら、運動療法をアドバイスできるので、患者さんも前向きに取り組んでくださるのではないかと思っています。

治療だけでなく、日々の健康相談も承ります。お気兼ねなくご相談を

患者さんをお迎えするということは、人と人との関係の始まりでもあると心得ています。そのため、まずはしっかりとごあいさつして、笑顔で接するよう努めています。

診療では、「変わりないですか？」と答えを限定する質問ではなく、「いかがですか？」とオープンな質問をするようにしています。患者さんには気兼ねなく、思うことを話してもらえる医師でありたい、と思うからです。その上で、食事や睡眠、排便の状況など必要なことは、私のほうからもお聞きしています。

健診の結果で分からないことがある、薬を使わずに生活習慣から糖尿病を改善したいといったことでもかまいません。ささいなことでも、身体のことで心配なことがあれば、いつでもお越しください。生まれたばかりの赤ちゃんからお年寄りまで、地域の皆さんにとって、身近で頼りがいのあるクリニックでありたい、という開院当初からの思いを胸に、今後も日々の診療に努めてまいります。